音階-スケール-とは
音階(スケール)
音階とは基準の音から順に法則性をもって並べた音のことをいいます。
基本の音階はこういった1オクターブ(7音:8つの音符)が並んだものですが、
日本の古典音楽、民族音楽などには4番目、7番目の音を抜いたヨナ抜きなど、
5つだけの音が並んだ5音階はこどもの音楽にはたくさんみられます。
ハ長調の音階からやってみよう
動画では8ビート、16ビート、32ビートに合わせて弾きます。
クラシックピアノではこういったビートで弾くことはないので
あえて作ってみました。こうやって音楽を流しながら音階練習をするのもオススメです♪
ドレミファソラシド ドシラソファミレド
右手左手片方ずつから、
上がって下ってを弾く練習をしてみましょう。
動画は右手、左手交互に弾いていますが練習はお好きな順でOK
最終的に両手で弾けるのをまずは目指しましょう!
指のまたぎ方は、人それぞれあってもよさそうな気もしますが
この指番号・運指は全世界共通の動きではないでしょうか
指番号で覚える人もいれば、覚え方は人それぞれ・・
私は左手の指番号だけは未だに慣れていないかも!
左右の認知が苦手な人もいますよね、右か左かわからなくなる左右盲。
右手が左の端から12345の並びなのに、なぜ左手が左の端から54321なのか・・🤔
右手の指番号は親指から12345
左手の指番号は親指から12345
こういう風に頭の中で言葉にして理解はできるのですが
いざ弾くとなると混乱する人は少なくないです。
これは本当!脳の機能の問題なら
訓練だけでは克服できないことも多々あるのです。
なので、親指まできたら指替えする! 中指からあとは最後まで弾く!
など番号じゃない覚え方を自分なりに見出してできるようになりました。
クラシックの音階練習
クラシックの音階練習はこの左右両手で一気に駆け抜けるスタイルが基本。
これを全部の調性で弾くのが、基礎練習といったら定番の動きです。
全部の調性とまではいかないけれど、ハ長調、ト長調、ニ長調、ヘ長調くらいできるようになると脱初心者といったところでしょうか!
保育士試験などででてくる音階解説
保育士試験の楽典などにでてくる 和声的音階と旋律的音階。
音大試験ならまだわかるのですが、クラシック古典を学ぶ上でのこどもの音楽を弾く上で必要あるかな?という音階の理論なので試験対策で覚えたら
実践の場では忘れても大丈夫です・・。(こういう言い方はあれかもしれませんが)
実際弾くことで、どんな音階か違いがわかりやすくなりますよ。
まずは名前とどの位置が変化あるかなど、音で感覚として覚えてもいいでしょう。
保育士試験としては、基本の音階のハ長調、ト長調、ヘ長調あたりは
歌えるようになっておくとベストかも!
童謡・唱歌では5音階で作られた曲は
「さくらさくら」「赤とんぼ」「ぞうさん」など・・