【ピアノ試験対応】コードの転回形-カデンツ練習

カデンツ転回形

転回形・カデンツ練習をしよう!

三つの転回形をそれぞれ指の位置を揃えて弾く練習です。

指の位置を揃えるだけで、音はつなげて弾くことではありません。

転回形はコード奏法の基本!
スパ良く演奏することも負担なく弾くためのメソッドです。

和音・コードの転回形とは

曲の調性によってそれぞれ基本のコードが三つできるというのは別記事で解説しました。
基本のコード三つには「転回形」という音の順番が変わった=構成音が違う和音が
それぞれ3つずつできます。

基本形第一転回形第二転回形
Cドミソミソドソドミ
Fファラドラドファドファラ
Gソシレシレソレソシ
ハ長調主要三和音

コードは基本形さえ覚えてしまえば、
転回形のパターンまで全部暗記せずとも大丈夫なのです!

カデンツとは

カデンツとは端的にいうと、
和音が並んだものでそれぞれの和音が性質をもって進行した形式のことです。

ハ長調の主要コードCFGでは最後はCで終止形(カデンツ)となります。
ハ長調の場合、Cのコードがトニックといいう曲全てを収める性質をもっているのです。

こういった進行の和音を弾く練習をカデンツの練習といいます。

ハ長調の基本の3コードはここでおさらい

基本のコード暗記術

保育士試験対策:転回形は理論よりも実技の方で問われる。

試験では必ず和音(コード)の問題がでますが
過去問を比較したところ、E/C(ミが根音の第一転回形のCコード)こういう表記はあまり
でておらず、基本のコードネームについて出題されています。

ピアノ実技試験の課題曲のコードも令和5年度版では転回形のコードでは書かれていません。
しかし、弾く際にはここで練習した連結進行の弾き方が重要になってきます。

コードを基本形だけで弾くより転回形で弾くのがコード奏法としてもベストです。

音楽に合わせて練習してみよう♪-オリジナル練習楽譜もあるよ-

ピアノのクラシック的な和音の抑え方はできるけど、ポップスの連結進行の弾き方は
慣れていない!という人向けに作ったのがこちらのたのしい練習方法♪

音楽に合わせて弾いているうちに、ハ長調の主要三和音、構成音まで全てマスターできます。左手も、右手もコード弾きができるのが目標です!ぜひやってみてね~。

楽譜は印刷して使ってね